RIGIDITY SCAN
モノコックボディーのねじれ剛性を測定し数値化します。ダンパー取付部をボールジョンイトを介して3点固定し、残りの一点から加圧し対角線上にねじり、 その後左右入れ替え同じ作業を繰り返します。
ねじれ剛性はコーナーウエイトのバラツキやサスペンションシステムの初期フィーリングにダイレクトに影響する部分なので、ボディの状態を把握する為の最初の作業になります。

 
RIGIDITY SCAN (対応車種)
BMW E46系 E39系 E90系 E60系 E87系
HONDA DC5インテグラ、EP3シビック
NISSAN BNR32、33、34GTRスカイライン
NISSAN Z33フェアレディーZ
MAZDA FD3S RX7
MITSUBISHI CT9Aランサーエボリューション

画像は各車種専用ジグです。

 

RIGIDITY ALIGNMENT
上記にて剛性計測したモノコックボディーに対し、左右バランスを取り戻す為の補強作業があります。モノコックボディーは金属のプレス形状の板をスポット溶接で接合した集合体であるため、部分的補強では、バランスを取り戻す事は出来ません。全体的な作業になります。
画像はスポット溶接中(下記は溶接データ)

PRESSURE 0.5mpa
TIMER 0.57sec
CURRENT 7200ka
THICKNESS 2.0mm

 
REINFORCEMENT
上記アライメントでは追従できない程の左右差がある場合は、新規の骨格を増設して補強します。
フロアーパネルのガゼット増設や、各サイドメンバーへのエクステンション追加等、車種や形状によって手法は様々です。
画像はロールゲージを使用しての作業です。

 
REINFORCEMENT OTHER
フロント及びリヤのサブフレームも補強において需要な要素となります。
弊社では溶接による歪みが発生しないようジグにてホールドし補強しますので、歪みを最小限に抑えることが可能です。


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